こんにちは。ジェイグラブの横川です。
4月に入ってから毎日トランプ大統領の関税政策の話題で持ちきりですが(参考:トランプ関税と越境EC)、アメリカが狙い撃ちしているのは中国っぽいですし、実際貿易戦争の様相になっているのも中国です。
越境ECでもトランプ関税で一番打撃を受けているのが中国人セラーです。そうした事情を伝える記事がありました。
関税の高騰により、中国のアマゾン販売業者は価格を引き上げるか米国市場から撤退と協会が発表
「米国市場で生き残るのは誰にとっても非常に困難になるだろう」と中国のEC協会の代表は言う。
中国最大の電子商取引協会の代表は、アマゾンで商品を販売している中国企業は、トランプ大統領による関税引き上げによる「前例のない打撃」のため、米国向けの価格を引き上げるか、同市場から撤退する準備をしていると述べた。
トランプ大統領は、中国からの輸入品に対する関税を、すでに発動されている104%から125%(※)に引き上げると述べ、世界の二大経済大国間の重大な対立を激化させた。
※2025年4月11日時点ではアメリカの対中関税は145%になっています。
「これは単なる税金の問題ではなく、コスト構造全体が完全に圧倒されるということです。米国市場で生き残るのは誰にとっても非常に困難になるでしょう。」と、アマゾンの出店者3,000人以上を代表する深セン越境EC協会の代表、王氏はロイターに語った。
王氏は、米国での価格引き上げを検討している販売業者がいる一方で、新たな市場を探している販売業者もいると述べた。また、関税は中国の中小企業や製造業者に深刻な影響を与え、中国の失業率を急速に上昇させるだろうとも指摘している。
参考:Chinese Amazon sellers to hike prices or exit U.S. market as tariffs soar, association says
おわりに
中国政府はメンツを気にするので、弱さを見せることをしませんが、実際に中国に暮らす人達の本音は全く違うことが記事から伺えます。でも、ビジネスの嗅覚に優れているのが中国人ですので、短期間でこの困難を克服していきそうな気もしています。

































