こんにちは。ジェイグラブの横川です。
先週、トランプ関税が発表されました。日本も大口貿易では影響を受けますが、小口輸送では軽微な影響で済みそうです。詳細は先週のブログで記載しております。
参考:トランプ関税と越境EC
このトランプ関税は、中国を狙い撃ちしており、中国・香港の企業にとっては深刻です。しかし、さすがに海外企業は動きが早い。さっそく脱アメリカへ舵を切るプレスリリースが発表されました。
DHLがeコマース企業Temuと提携
DHLグループと電子商取引マーケットプレイスのTemuは提携契約を締結し、中国を拠点とする小売業者は物流会社の輸送ソリューションを活用することになる。
両社は、地元の商品パートナーがプラットフォーム上で販売し、配送に地元のフルフィルメントを利用できるローカル・ツー・ローカル・モデルを含む、ヨーロッパでのTemuの事業を支援する覚書に署名した。
Temuは、ヨーロッパでの総売上高の最大80%がこのローカル・ツー・ローカル モデルから得られると予想しています。
DHLはプレスリリースで、この契約は、東欧や中東などの既存市場だけでなく成長市場においても地元の中小企業をより良くサポートするために協力を強化することを目的としていると述べた。
さらに、この電子商取引プラットフォームにより、将来的には欧州を拠点とする販売業者が世界市場に参入できるようになります。DHLはまた、欧州、中東、アフリカ (EMEA) 地域を含む電子商取引市場での Temuの存在感拡大を支援します。
DHLの最高商務責任者兼顧客ソリューション&イノベーション責任者であるカティア・ブッシュは次のように述べています。「当社はすでに、DHLのさまざまな部門を通じて、航空貨物輸送やラストマイル配送を含む幅広い物流サービスとソリューションを提供しています。
「Temuとのパートナーシップを次のレベルに引き上げることができて嬉しく思います。当社の物流能力とTemuの革新的なプラットフォームを組み合わせることで、当社がサービスを提供する市場の消費者と地元企業の両方に利益をもたらす、より効率的でコンプライアンスに準拠した便利なソリューションを生み出すことができます。」
Temuの共同創設者であるQin Sunは次のように付け加えた。「この意向書は、DHLグループとの提携における重要な一歩となります。同社の広範なネットワークと物流機能は、消費者が手頃な価格の製品にアクセスしやすくし、販売者の成長機会を増やすという当社の使命をサポートするのに役立つでしょう。」
参考:DHL partners with e-commerce firm Temu
おわりに
トランプ大統領が頑固で、過ちを認めず強弁を振るう人なので、こうなることを見越して水面下で動いていたと思いますが、それにしても動きが早いです。
以前、世界の企業の標準的な行動・決断スピード感が植物のそれだとするならば、日本企業は鍾乳石の成長スピードに等しいとかる~く小馬鹿にさせていただきましたが、やはり、そのとおりでしたね。外国企業の爪の垢を煎じた商品があれば日本企業に売りつけたいくらいです。
越境ECという、世界を相手にするビジネスのときは意識を変えよと、もう10年も言い続けていますが、実行できてる企業は少ないですね。。。






























