こんにちは。ジェイグラブの横川です。
2025年2月13日、12月1日にEUもデ・ミニミスを廃止する方向だというニュースをこのブログでお伝えしていました。
参考:EUが150ユーロ未満の関税免除撤廃!越境EC販売事業者に迫る課題と対策
参考:EUもデ・ミニミス終了へ。今後の影響は?
上記記事では、
EUは2025年11月13日、150ユーロ未満の物品に対する免税措置の廃止で合意に達したと発表した。欧州理事会は、早ければ2026年に暫定的な移行措置を導入し、2028年に予定されているEU関税データハブの稼働開始後に長期的な解決策として実施する予定(12月1日)
と書いていました。その暫定措置が2026年7月1日となったと12月12日にロイターが報じました。
12日、域内への150ユーロ未満の輸入小包に対し3ユーロ(3.52ドル)の関税を課すことで合意した。EU理事会の声明によると、2026年7月1日から適用される。
参考:EU、来年7月から少額小包に関税3ユーロ賦課 中国製品流入増に対応
アメリカの素人の思いつきのような感じで大統領令を発令し、世界中を混乱させるような雑なことはせず、周知期間を設けて発効させる、常識的な法律の運用を行うようで安心しました^^;。
こうなった原因は言うまでもなく、中国勢の物量作戦・人海戦術の影響です。
EUの税金関係をおさらい
EUの税金体系はややこしいところがあるので、ここでおさらいしておきます。
2020年までは、2つの税金がかかっていました。
・VAT関税
・申告額に応じた関税率から算出した関税
このうち、VAT関税は22ユーロ以下は無税で、通常の関税は150ユーロ以下で無税でした。つまり、151ユーロ以上の商品は2つの関税がかかっていました。しかし、2021年にVAT関税は廃止され、150ユーロ未満の商品は無税というデ・ミニミスのみが生きていました。
それが、来年7月には撤廃され、150ユーロ未満の商品は一律3ユーロかかるようになります。151ユーロ以上は税率に応じた関税が課されます。
税金関係でいうと、関税(VAT関税、通常関税)の他にVAT(付加価値税)がありますが(廃止されたVAT関税とVATは違う)、これをここで書くと読者を混乱させてしまう可能性が高いので、これは過去の記事でご確認ください。
参考:2028年からのEUのVAT法改正について




































