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越境ECブログ

AIが商品レコメンドする時代、EC店舗は何をすべきか

こんにちは。ジェイグラブの横川です。

AIは十数年前から存在していました。それが会話する形で利用できるようになったのがここ数年の話です。会話型ですので、これまで専門家に対面で質問していたようにテキストで話しかければ、専門家並みの回答を得られるようになってきました。拙い表現でも先回りして回答してくれるまでレベルが上っています。

「AIはたまにウソをつく」というフレーズが先行したため、信頼出来ないと考える人もいるかも知れませんが、これは期待した答えが返ってこない可能性があるということを印象深い表現で言い換えただけで、この期待したのとは違う回答が来るときというのは、大抵の場合、人間の最初の聞き方が悪い場合が多いです。

さて、ECにおけるAIでは、これまでは販売者側が写真やテキスト、翻訳などの作業に利用するという側面で伝えられることが多かったわけですが、最近は購入者側が欲しいものをAIに聞いて推薦してもらうという流れもトレンドになりつつあります。これは図書館で読みたい本がドンピシャで見つけられないときに司書に話して目的に近い本を推奨してもらう流れに近いですね。

買い手がAIを使って探す時代になってくるということは、売り手は事前に対策を打っておかないといけないという話になります。本日はそういった技術的側面の記事を紹介します。HTMLなどの専門知識が必要な記事ですので、詳しくない方は御社のECやWEB担当者にお伝え下さい。

なお、アイキャッチ画像と記事翻訳は、全てAIにやらせました。


ChatGPTショッピングで商品を入手

ChatGPTは、検索結果で直接商品を推奨するようになりました。この機能には(今のところ)広告は表示されません。そのため、あらゆるeコマース企業は無料で認知度を高めることができると考えられます。

明確な購入意図を持つ関連性の高いプロンプトに基づいて、推奨商品が表示されます。ChatGPTは、推奨する各商品について、(i) 複数の情報源からの顧客評価、(ii) 複数の販売者からの価格、(iii) 選択した商品の説明などの情報を提供します。

データベースにアクセスする

OpenAIは「Help ChatGPT discover your products(ChatGPTがあなたの商品を発見できるように支援する)」というタイトルの投稿で、商品フィード送信機能(おそらくGoogleショッピングに似たもの)を検討しており、それがライブになったときに通知を受け取るためのフォームを提供していると述べています。

電子商取引企業は、他の(大手)ブランドよりも先に、早期導入者になるために今すぐ登録する必要があります。

この投稿では、販売者に対し、OpenAIのクローラーが自社のサイトにアクセスできるようにするよう注意喚起しています。一部のコンテンツ管理システムやプラグインは、デフォルトでOpenAIボットをブロックします。robots.txtファイルを確認し、「OAI-SearchBot」がブロックされていないことを確認してください。Screaming Frogなどのログファイルアナライザーを使えば、ボットがサイトをクロールしていることを確認できます。

Knowatoa の無料の「AI Search Console」では、どの生成 AI ボットがアクセスできるかを公開します。

スキーママークアップを使用する

ChatGPTはSchema.orgの構造化データマークアップをサポートしています。そのため、詳細な製品スキーマを含めることで、推奨される可能性が高まります。

関連投稿で、ChatGPTはユーザーのプロンプト履歴に基づいて商品を推奨すると述べています。ChatGPTのメモリ機能を活用することで、例えば検索者の色やスタイルの好みを把握し、それに応じて商品を推奨することが可能になります。

検索者の購入意欲は通常、特定の機能を求めています。多くの側面(色、サイズ、寸法、保証、スタイル、互換性など)を含む詳細な製品スキーマは、推奨される可能性を高めます。

外部製品レビューを監視する

同じ関連記事で、ChatGPTは製品レビューと評価の表示に複数の公開ソースを利用していると述べています。テスト中に、Target、Amazon、Wired、Business Insiderなどからの評価を確認しました。

ChatGPTの推奨を促すために、評価とレビューに注目してください。ChatGPTの推奨で悪いレビューが寄せられた例はまだ見たことがありません。一部のプラットフォーム(Better Business Bureauなど)では否定的なレビューが多く見られますが、他のプラットフォーム(Facebookなど)では概して肯定的なレビューが多いです。

Shopper Approved は、必要に応じてサイトからの肯定的なレビューを外部プラットフォームに追加することで、製品の評価を向上させることができます。

参考:Get Your Products on ChatGPT Shopping


おわりに

ためしに「what is the best ◯◯ to buy at an affordable price?(手頃な価格で買える◯◯はなんですか?)」とAIに聞いてみると、画像、出典、評価、そして「おすすめ商品の説明」セクションを含む複数のおすすめ商品が表示されます。

一年以上前に、すでに東南アジアの若者や欧米のZ世代はAIで商品探しをしていることをこのブログで書いています(下記、関連記事やこちらを参考:Z世代約9割が「AIはECを改善する」と考える)。

この世代がこれから世界を牽引していくわけですから、この世代に受け入れられるように対策を打たねばなりません。日本では私らのようなボリュームゾーンであるアラフィフ周辺のジジババに目を向けてしまいがちですが、それではダメです。これからの世代に合わせた対策が今回紹介されている記事でわかりましたので、すぐにでも対応しましょう。

意識を変えるためにこの曲を聞きましょうw

「かつて若者は強者だった。若者が道を歩けば、年寄は道を譲ったもんだ」。


はい、若者中心で考えていかなきゃダメです。もう道を譲る歳になりましたよ、私は(^_^;)。
この曲はザ・フーが激しいロックで演奏していますが、原曲はジャズ・ピアニストのモーズ・アリソンの曲です。音楽はその社会や文化が反映されるので、欧米のカウンターカルチャーから生まれた音楽は、(特に昔は)プロテスト・ソングの性格が強めなんですよね。人生応援歌、青春讃歌、性描写のない恋愛モノなどが多い日本の大衆音楽に慣れていると、こういう面でも欧米社会を見誤りますよ。

Writer 横川 広幸

横川 広幸 取締役 越境ECコンサルタント eBayJAPAN創業時に法人営業、マーケティングに従事。eBayに連携した越境ECサイト “Tokyotrad” で日本の仏具を世界86カ国に販売。自らの越境EC成功体験を越境ECアドバイザーとして日本全国でセミナー講演や個別相談を行う。

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