Shopeeは、2025年5⽉〜6⽉にかけて主要マーケットでの販売⼿数料を改定します。
Shopeeセラーには手数料値上げの話ばかりが入っていて、頭の痛いニュースかもしれませんが、最新情報をしっかり押さえて対策を練っていきましょう!
シンガポール・マレーシア・ベトナム・フィリピンで手数料が引き上げへ
2025年5月20日以降、シンガポール・マレーシアのShopeeマーケットプレイスでは販売手数料が一斉に引き上げられます。さらにベトナムでは6月から新たな手数料体系が導入されます。
シンガポールマーケット(SLS・LFF)
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マレーシアマーケット(SLS・LFF)
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ベトナムマーケット
販売手数料(VAT込み)は2025年6月1日以降、VCX手数料(VAT込み)は6月5日以降、それぞれ改定される予定です。

フィリピンマーケット
販売手数料は2025年6月1日以降、販売手数料が0.9%引き上げられます。

SPayLater手数料も要注意!(マレーシア)
Shopeeマレーシアでは、2025年5月8日より「SPayLater」決済を利用した注文に対するセラー手数料が3.5%から4.5%へ引き上げられました。さらに、これには8%のSST(売上・サービス税)も上乗せされるため、実質的な負担はさらに重くなります。
Shopeeはこの変更により「GMV(取引総額)が最大20%以上向上する」と説明していますが、コスト面から見るとセラー側には厳しい変更となっています。しかも、この手数料はオプトアウト不可。避けては通れない変更です。
Shopeeフィリピンでも6月から改定ラッシュ
フィリピンマーケットでも、既に販売手数料や決済手数料、出店者のランク(Preferred、Preferred+など)に応じた異なる料率が導入されており、こちらも定期的に見直されています。
販売手数料だけでなく、支払い関連(決済手数料)、出品手数料など、複数の名目で手数料が課されており、国ごとに仕組みが違う点にも注意が必要です。
フィリピンで販売している方は、Shopee公式の手数料ガイドを必ずチェックしておきましょう。
Shopee手数料引き上げの背景
今回の各国での手数料の引き上げの背景には、まずはじめに物流・決済・カスタマーサポートなどの運営コストの上昇であったり、「Freeship Xtra」などの送料無料プログラムの縮小によるプロモーション施策の縮小などが挙げられます。これらにより、販売者負担が増加しています。
また、東南アジア各国でVAT(付加価値税)の導入や税率変更が進み、手数料にもVATが加算されるケースが増えています。
さらに、LazadaやTikTok Shopなどの競合他社も手数料を引き上げており、競争環境も変化していることも影響しています。業界全体が持続可能性を重視する方向にシフト中です。
おわりに
手数料アップに加え、プロモーション縮小やSPayLaterの追加コストにより、セラーの利益率は圧迫される可能性があります。特に小規模事業者には大きな痛手です。今後はブランド力の強化や自社ECサイトの活用など、「価格以外で勝負する」ことがますます重要になります。このような上昇が継続していくことになりますが、そうなると欧米大手のeBay、Amazon、Walmartより販売手数料が高くなることは容易に予想されますので欧米のECモールにも目を向ける必要があるのではないでしょうか。
Shopeeを利用する販売者の皆さんは、各国マーケットの最新手数料スケジュールをこまめにチェックし、自身の販売戦略を随時アップデートすることが求められます。特にマルチチャネルで販売している方は、マーケット別の手数料構造を理解して差別化戦略を練ることが、生き残りのカギです。
※緊急更新情報:2025年5月20日にShopeeより、シンガポール、マレーシアのLFF手数料の値上しないと訂正の連絡が入りました。(SLSのみ値上対象)
参考文献:
手数料引き上げで揺れるベトナムEC市場、小規模業者に打撃(Poste)
2025 Seller Fee Updates(Shopee Seller Education Hub (Philippines))
Shopee is raising SPayLater seller fee from 3.5% to 4.5% starting 8 May(TechNave)

































