こんにちは。GMOグローバルEC株式会社の横川です。
ヨーロッパと聞くと多くの人は西ヨーロッパと北ヨーロッパを思い浮かべたら終わり!という感じでしょう。それは日本の戦後の歩み方を考えれば自然なことです。
しかし、そうして近視眼的な見方をしているとビジネスチャンスを逃します。ヨーロッパは広いのです。そのほとんどが旧共産圏だった東ヨーロッパまで視野を広げてみましょう。面白いことになってきます。
今回は、そうした先に発展した西ヨーロッパ(成熟地域)とこれから育つ東ヨーロッパ(勃興地域)について書かれた記事を紹介します。元記事の見出しを見ると、ネガティブなことしか書いてなさそうに見えますが、実際は違います。
参考:35% of EU online shoppers report problems
① EUでは「3人に1人がECトラブル経験」
記事の元データでは、EUのオンライン購入者の35%が何らかの問題を経験しています。
最も多いのは 配送遅延です。よくある問題はこのあたりです。
- EU ECトラブルTOP例
- 配送遅延
- 破損
- 商品説明と違う
- 返品対応が遅い
- 配送費が高い
実はこれ、越境ECをやっている人から見ると非常に重要で、EUは「EC成熟市場=期待値が高すぎる市場」とも言えます。つまり、「顧客の要求水準が高い → トラブル報告率が高い」という構造です。
これは、西欧が成熟市場であり、特徴として
- 消費者要求が高い
- EC利用率 80〜95%
- Amazonが強い
- 規制が多い(GPSRなど)
という部分があります。その代わり市場規模は大きく、日本人なら感覚的に入りやすいです。
② 一方で「東欧EC」は急成長
一方東欧は、EC成長率が西欧、北欧、南欧、中欧が軒並み一桁台なのに対し、東欧は2桁成長しています。
理由はシンプルで、東欧は圧倒的に成長市場だからです。特徴として、
- EC利用率 30〜60%
- Amazonが弱い国も多い
- 価格重視
- 新規ブランド入りやすい
日本への印象は悪くないことも手伝って、日本企業にはチャンスありです(ただし、大儲けは難しい)
GMOグローバルEC株式会社では、過去に東欧で大ヒットを飛ばすことになる企業の支援をした経験があり、この再現を戦略的に練っています(結構いいシナリオ書けてますw)。
欧州は点で見ずに面で見ましょう。

































